スクーパー取材記事

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空気株式会社

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2012年度

『映像』とは『人生』

映像一筋に生きる男、江口カン社長。
次々と映像作品を生み出す背景には、秘められた思いがあった。

世界はdetailでできている



「映像をつくる上で大切なことは“空気感や世界観”。」
そう語るのは空気株式会社の江口カン社長。「会社名を日本語にしたかった。胸を張って日本の会社だと言いたい。」と、こだわりの社名を背負った映像制作会社を率いている。
                         
映像をつくる際の江口社長は細かい。準備に時間をかけ、とことんこだわる。「特に撮影の準備は大切。そこで撮れた素材以上にはならない。細かいことの集合体が世界観の構築に繋がる。大きな世界は細かいことの積み上げであり、世界はdetailでできている。」と語る。
 
準備不足から失敗をしたこともあると言うが、若いうちの失敗については前向きに捉えている江口社長。「失敗は大事。年を取って失敗すると、責任や障害が大きい。逆に若い時の失敗はそれが少ない。痛い目を見ないと学べないし、次からは絶対に準備しとこうってなるよね。」

一つの事に打ち込めば結果が出る



仕事に一途な江口社長だが、プライベートでは自転車の旅が好きだそうだ。学生時代に戻れるとしたら自転車で世界一周をしたいというほどだが、これまでの人生に後悔はないそうだ。
 
「ただ、若いうちに海外に長期滞在をしておきたかったかな。でもそういうことが羨ましいと思いつつ、映像一筋だった。一つのことに打ち込めば、それなりの結果が出る。」そう語る江口社長の表情は生き生きとしている。
 
「人の顔を見たら、その人が好きなことで生きているのかが分かる。仕事は楽しさばかりではない。好きなことだけをするのもきつい。でも好きなことを生き生きとできるのは幸せだね。」

映像に定年はない



おだやかな笑顔で語る江口社長。しかし、上手くいかないこともあり、毎日泣いたり笑ったり怒ったりの繰り返しだそうだ。
 
「今までつくった作品に自信はあるとも言えるし、ないとも言える。ただ、昨日より今日つくった作品かな。」
 
そんな江口社長がつくっていきたい作品とは―。
「例えば、『死ぬときに天国に映画を三本持って行くとしたら?』という質問の答えに挙げて貰えるような映画を作りたい。よりエンターテイメントな作品をつくっていきたいな。死ぬ間際までつくりたいね。一般の会社には定年があるけど、映像に定年はないからね。」
 
より良い映像をつくりたいという気持ち、そして、見るひとに楽しんでもらうことが映像を作る際のエネルギーとなっているそうだ。

仕事が与えてくれるもの



「人生とは、自転車のような感じかな。上り坂もあれば下り坂もある。漕ぎ続ければ必ずゴールがある。でも分かりません、本当は。死ぬ時にならないと。ただ、日々楽しいですね。」
 
江口社長にとっての人生が自転車であるならば、映像とは―。
 
「『映像』とは『人生』。映像がなければただのおっさん。映像があるから出会いもある。仕事が俺に与えてくれている。」

スクーパーEyes

仕事が楽しいのではない。楽しそうな顔をして仕事をしているのだ。


映像一筋の江口社長。人生の壁を乗り越えてきた江口社長に、就職についてのアドバイスを頂いた。
 
「就職は、その会社のこと好きにならなきゃ。会社も人も同じ。相手に好きになってもらうには、自分がまず愛さなきゃ。相手のこと調べたりして興味をもつことが大事。最近、とある就職情報誌に残業が多い仕事の一位は映像クリエイターって名指しで書かれていたけど、残業をするのにはちゃんと意味がある。自分の納得がいく良いものを作りたいという意義があってやっている。だって中途半端じゃ良いものは作れないよね。だからやらされている仕事とは違うし、AKB48なんて労働時間だけで見れば残業だらけでしょ(笑)。自分の人生を熱く燃やす為に好きな事に一筋になる。それはプライベートとの境目がなくなるし、つらいこともたくさんある。でも、結果を出すとすごい喜びにもなるよ。楽しそうな人は仕事が楽しいからではなく、楽しそうな顔をして仕事をしている。仕事だからこそできる。仕事を、お金を貰う術だと思ってほしくないな。」
 
江口社長の一言一言には熱い気持ちがこもっていた。

取材後記

努力は報われる


取材の2日後、私達は再びKOO-KIを訪ねました。その日は「Mr.shapeのタッチカード」というiOS用アプリの企画を体験させて頂きました。一枚のカードを選び、そのカードの絵が触るとどんな動きをするかなど、いちから考えました。
どうしたら楽しんで貰えるか、短時間で考える事はとても難しく、企画という仕事の大変さを知りました。それでも、試行錯誤の末作り上げた作品にお褒めの言葉を頂けて嬉しかったです。
 
今回の2度の取材・体験で、「じっくり考え準備し、一途に頑張れば必ず結果は出る。努力は報われる」という事を実感しました。お世話になった空気の皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。  

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