スクーパー取材記事

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株式会社タケノ

サービス スクーパー取材記事あり
福岡県福岡市博多区博多駅南4-18-27

2013年度

「出逢い」の先にある笑顔のために

心地よい食の空間を提供することで、お客様を笑顔に。「出逢い」を介して社会に貢献・奉仕し続ける株式会社タケノ。

スタートは、5坪13席の焼鳥屋

「家族がバラバラにならないように。その一心ではじめた焼鳥屋が原点」と語るのは、株式会社タケノの竹野孔社長。大学一年生の時に家業の飲食店が倒産したのをきっかけに、5坪13席の小さな焼鳥屋を開業。人脈も資金も知識も無い、更には店内に冷房も無いところからのスタートであった。苦戦する竹野社長を見兼ねた近所の食堂の親父さんは、毎日目の前に座り、焼鳥を食べに来ては「焼き方がなっとらん!」と助言してくれた。こうした「出逢い」のおかげで竹野社長の技術は向上。もともと得意だった接客と、お店の立地条件の良さなども加わって、好調に売上げを伸ばしていった。

おもてなしの秘密

成功や失敗を重ねながらも、今では竹乃屋や博多川端シューなど12のブランドを数えるほどに成長。居酒屋からスイーツとその日の気分によって店舗を選択できるほどの豊富さだ。また同じブランドでも各店舗ごとにコース内容や料理が異なっていることに気付くだろう。「各店舗の店長に自由に勝手に、とあえて任せている。仕事をする上で最も楽しい瞬間は『考えるとき』だ」と竹野社長。そうすることで社員の活力が増し、売上向上に繋がっているわけだ。自分で考えるからこそ、型にはまらないおもてなしができる。ここは最高の接客との「出逢い」の場。

失敗が「今」をつくる

店舗数拡大の一方で「最大の失敗は4店舗目を半年で撤退したこと。新店舗を築くよりも撤退するときの方が悩み苦しむ」と竹野社長。撤退の決意をした時には3日寝込んだそうだが、歩みを止めず、すぐにマーケティングや人材育成、立地条件などを学び始めた。そこで売上を縦軸、時間を横軸とした成長曲線を知る。「売上と時間は比例関係になるとは限らないと気づいた。その店舗の質と販売促進の具合がほぼ同じレベルでないと期待に添えず、その後の成長が見込めない」と竹野社長は失敗を振り返る。また何気なく参加した経営計画セミナーで、自身が退職した後の会社について尋ねられ、ハッとする。現役真っ盛りで、自分が退職することでさえ、考えたこともなかった。これを機転に、現在従業員一人一人の胸に刻まれている「心地よい食の空間を創造し、社会に貢献・奉仕する」という経営理念が掲げられたのだ。

「出逢い」とは、人生そのもの

こうした経験を経て、店舗数拡大だけが目標ではなくなった。「働く従業員の活躍の場を提供したい」と竹野社長は意気込む。通販事業では、売り先に困っている良質な生産者との「出逢い」を深め、日本のブランドとして世に広めながら地域貢献を果たしてきた。さらに、農薬や化学肥料を使わない安心な食材を提供することで、お客様の意識、農業のあり方、ひいては環境をも変えていきたいという思いで、オーガニック食品を世に生み出しているのだ。株式会社タケノの奉仕・貢献の矛先は、お客様、生産者、地域、従業員・・・と多岐に渡っている。今日も株式会社タケノがもたらす「出逢い」が社会全体の活力を生み出すだろう。

スクーパーEyes 自分が変われば、社会が変わる

多くの言葉に出逢ってきた竹野社長。竹野社長の言葉の一つが私の座右の銘になったぐらいだ。そんな竹野社長が座右の銘として掲げる「義」という言葉には思い入れがあるようで・・・「善悪や損得ではない。好き嫌いでもない。極端な例だが、もし尊敬する方に『あいつを殺せ』と言われたら、それに従うというようなもの。それほどに絶対的なものが『義』だ」と語ってくれた。人に「義」を示すということは、生半可な気持ちではできないのだ。さらに、「成功、人生の目的、人の幸せ」の3つについて尋ねてみたところ、「成功とは、株式会社タケノを継続できていること。人生の目的とは、それに答えることができた時に知るもの。人の幸せとは、人に愛され褒められ、役に立ち必要とされること」と答えてくださった。人は一人で幸せを得ることはできない。また、自分が幸せになりたいのであれば「自分の心」を変えるしかない。それでも、「自分が変われば周りも変わる」という気持ちで人と向き合い続ければ、きっと幸せは訪れる。それと同じように「社会を変えたい」と思うなら、まずは自分が変わることが大切なのだ。

取材後記 接客をしている私は一人の「演者」

今回の取材は飲食歴が3年以上になる私に、接客の奥深さを痛感させるものでした。株式会社タケノの「お店は舞台、スタッフは役者、お客様は観客」という理念に心を打たれました。普段使わない言葉を口にすること、それはまさしく演技そのもの。フィクションである映画に私たちはなんの疑問もなく、感動するように接客でもお客様を感動させることができるのです。私は職業病で食事に行くといつも接客態度を気にしてしまいますが、最高の接客に出会ったとき、その空間や時間は最高のものになります。そんな素晴らしい「役者」になれるよう日々励んでいます。接客はそれほどの価値があるものだと改心させられる取材でした。

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