スクーパー取材記事

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NPO法人博多笑い塾

サービスNPO・NGO スクーパー取材記事あり
福岡県福岡市中央区大手門1-2-19

2014年度

たくさん笑って健康長寿!笑いの力で日本を元気に

近年、徐々に話題を集めている「笑いによる健康」。博多笑い塾の理事長 小ノ上マン太朗さんは、笑いの持つ力を全国に広めながら最先端の笑いの研究を行っている。そんなマン太朗さんの人生をかけた活動を取材した。

日本一の笑い研究

全国で初となる「笑い」を主な活動とするNPO法人博多笑い塾。当初は、芸能の観点からみたいわゆる「お笑い」を研究していたが、その中で「笑い」が人の脳にプラスに働きかけることが判明し、今では脳科学の研究も行っている。「笑い」は人の健康と大きく関係しており、マン太朗さん自身も「笑い」と関わる活動を通して以前に比べストレスをあまり感じなくなり健康になったという。
また、非営利団体ならではの幅広い活動を行い、研究の成果を社会に還元し人と人との繋がりの輪を広げている。今ではプライベートでもほとんどの時間を博多笑い塾での活動にあてているという。

笑おう、それこそが健康への近道

マン太朗さんの講演は体験型。「たくさん笑って、笑いの力で健康に」をテーマとした、遊びとリハビリを融合した「アソビリテーション」と呼ばれるユーモアに富んだ講演会は、いつも笑いが絶えない。その効果が現れた一つとして、志免町健康課との合同企画で定期的に行っている笑いの健康教室がある。マン太朗さんが続けた健康教室によって、志免町では病院や施設に入る人が減り、介護保険料が減額になったという。
毎月行われる「笑例会」では、笑いが大好きな会員たちが集まり、それぞれが好きな芸、得意な芸を披露する。会員は高齢の方が多いが、どの会員も個性溢れる芸をとても楽しそうに行う。またそれを見せ合い、笑い合うことで、自信にも繋がりさらに幸せを感じる。こうした活動を通して、マン太朗さんを含め会員は皆、風邪一つひかないほど健康なのである。

笑いが許されなかった時代から今へ

大声で笑うことが憚れる戦争の時代を生きた方々は笑いに対する抵抗感を持っていることも多い。そんな抵抗を少しでも取り除きたい、もっと笑いを届けたい。マン太朗さんの活動はそんな思いから始まった。時代の変遷の中で、笑うことの大切さを説き、日常で笑うことが少ない高齢の方々が、心の底から笑うことが出来る場を作ることが、マン太朗さんの活動の原点だ。
現在のマン太朗さんの活動は高齢者のみに留まらず、近年では新社会人など若い人に向けた講演会も多く行っている。これから社会に出る学生に向けて「若い人は多くのことにプレッシャーを感じるだろうが、それをはねのける『笑い』の力を活用していってほしい」とメッセージを送った。

笑顔が溢れる幸せな社会を求めて

笑顔には人のストレスをなくす効果があり、うまく活用すれば相手は心を開きうまくコミュニケーションをとることが出来る。立場に関係なく人と人とが笑いあえる、たくさんの笑顔で溢れる社会を創る「笑ビジネス」をもっと多くの人に広げたい、と自身の夢を語ってくれた。
社内のコミュニケーションや取引先との関係で多くのストレスを抱え込んでしまう状況にあるのが現代社会。マン太朗さんはこれを企業だけでなく社会全体が抱える問題として指摘した上で「それを解消できるのが『笑いの力』だ」と強く訴えかけた。これからの日本を明るく元気にしていくのは間違いなく「笑い」の力なのだ。

スクーパーEyes 脳科学の分野から見る笑いの力。大事にしたい一誤一笑(いちごいちえ)の精神

マン太朗さんは、博多笑い塾での活動の中で浮かんだ多くの疑問を、一つ一つ自らの手で解明し、その成果を博多笑い塾、更には社会に還元してきた。今やその疑問は脳科学の分野に達した。そしてある時ひとつの疑問が浮かんだ。人間は、いったいなぜ笑うのか。
人は思考と実際の行動が伴わない生活を送ると脳がうまく機能せず、ストレスを感じてしまう。そのような時に機能する脳の働きこそ、「笑い」だ。これはマン太朗さんが行う「アソビリテーション」の、「はなが開いた」という指を動かすだけの簡単なゲームで証明される。この簡単な動作が出来ない人のほとんどがつい笑ってしまう。これは自身の誤った行動で起こるストレス反応を、脳が「笑い」で解消しようとする、本能からくる行動だというのだ。
「何か間違えてしまった時、失敗してしまった時、そんな時こそ笑ってみること。そんな間違いをも笑いに変えていく『一誤一笑』の精神を大事にしてほしい。」と強く語ったマン太朗さん。人がストレスを感じる時、笑いはそれを解消するのみならず、脳を活性化させ心身に好転反応を起こす。笑うという能力は、人が健康で幸せな社会を築くために絶対不可欠のものであったのだ。

取材後記 笑いに満ちた幸せな人生にするために

今回の取材を通して、「笑い」の持つ計り知れない力を改めて痛感しました。なぜ挨拶する時、笑顔が大事なのでしょうか?人は初対面の人に対して必ず警戒心、「ストレス」を感じると言います。その警戒心を緩和してくれるものが、何物でもない笑顔である、そうマン太朗さんは教えてくださいました。マン太朗さんが人生を捧げて研究した笑いの力は、これからの私たちの未来、いや日本の未来を明るくするに違いありません。頭の中いっぱいにユーモアのあるマン太朗さんのような、周りの人をパッと笑顔にしてしまう、そんな人になりたい、と強く思ったと同時に、自分自身どんな時も笑顔を絶やさずに生きていこう、そう思える取材になりました。

(文責:西南学院大学 3年 富安 望)

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