スクーパー取材記事

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株式会社グローバルゲイツ (Global Gates Co., Ltd)

商社 スクーパー取材記事あり
東京都中央区日本橋浜町3-16-7 友泉日本橋浜町ビル 5階

2018年度

「人と環境にやさしい商品とサービスを」世界へはばたく清掃技術

今や日本全国、海外15ヵ国でホテルの清掃業を展開している株式会社グローバルゲイツ。しかし、現在の”ホテルに特化した”ハウスキーピング事業の確立に至るまでには計り知れない「ドラマ」があった。

サービス業のトップを目指して

「学生の頃からサービス業がしたかった」と語る会長の梅村真行氏。 サービス業のトップはホテルだと考えていた梅村氏は大学卒業後ホテル経営を学ぶため渡米し、ニューヨーク大学の大学院へ進学した。インターンシップ先としてホテルと取引の多い旅行会社のことを知るためにJALパックを選んだが、周囲から評価されそのままJALパックに入社することになった。1年後、セゾングループがインターコンチネンタルホテルを買収したことをきっかけに、横浜グランドインターコンチネンタルホテルに宿泊予約担当として入社した。その後営業に異動、コンベンション担当として活躍したが、日々の過労が影響し盲腸が破裂してしまう。その後は地元福岡の企業に転職し、12年間で社長にまで昇進したが、会長と意見が合わず辞職。そして42歳でグローバルゲイツを設立した。

世界につながる扉 ここから広める、日本の良さ

「海外にいたから日本のものの良さがわかる」と梅村氏は言う。日本の良いものを海外に広めたいという思いから、社名を「世界につながる扉」を意味する「グローバルゲイツ」に決めた。 最初に始めたのは貿易と広告事業。取引先の韓国で目にしたLEDを使った広告に魅かれ、JRに導入を提案したところ求められたのはLEDの蛍光灯だった。梅村氏は蛍光灯をデザインし、韓国の大手メーカーLGに製造を依頼した。出来上がった世界初のLED蛍光灯を雁ノ巣駅(福岡市東区)に設置し、翌月には全国販売を開始。3年後、東日本大震災が起こり省エネなLED蛍光灯の注文が殺到したため、梅村氏は本社を福岡から東京へ移転することを決めた。

変わらないこだわり

ホテルのハウスキーピング事業に参入したのは4年前。経営不振に陥った取引先のビルメンテナンス会社を取得したのがきっかけだ。梅村氏は貿易をする中で危険性を無視した商品の数々を見てきたため、安全性へのこだわりは人一倍強い。梅村氏の根底にあるのはいつも「人と環境にやさしい商品とサービスを届ける」という思いだ。
現在はLED蛍光灯の設置や管理、人と環境にやさしい自社製品を用いた清掃を行い、ハード(もの)とソフト(サービス)の両面でホテル管理を行っている。「一つのホテルできちんと仕事をすると他のホテルからも頼まれる」と語る梅村氏。ホテルのハウスキーピング事業に参入してまだ4年足らずだが、業界からの信頼は厚い。

ずっと続いていく 未来と可能性

梅村氏は仕事の魅力をこう語る。「AIの台頭によって今ある仕事の半分は将来機械化されると言われているが、この仕事はなくならない。ベッドメーキングは機械では難しい。最近は今までになかった仕事も増えてきているが、私は昔からある産業を発展させていきたい。そういう未来と可能性のあるところが魅力だ」 。
今後は、国内で契約している拠点で質の高いサービスを提供し顧客満足度を高めた上で、海外の事業拡大を目指している。世界中の人々へ、安心できる商品とサービスを届けるために。梅村氏は走り続ける。

スクーパーEyes 頑張れば頑張るほど 自分のために働ける会社

「実力主義でフラットなところがこの会社の魅力。ここでは学歴も国籍も性別も関係ない」、そう語るのはファシリティマネジメント部の新入社員、田北萌氏。従業員315人のうち半数が外国人であるため、日々苦労することも多いという。「日本の常識が通じないのは当たり前。それぞれ国の文化が違うから考え方や常識も違う。そこを乗り越えることがやりがい。わかってもらえたときには『文化の壁を超えた!』という感動を味わえる」そうだ。 内モンゴル出身のハンナ・ランゴワ氏は「自分の希望が叶うことが魅力」と語る。「働きたい場所を選べるし、友人は子育てのために8ヵ月休みをもらっている。社長は『自分のために仕事をしていい』と言ってくれる」と目を輝かせた。また、ビザの問題に関しても社長は頼もしいそうだ。ビザが下りないかもしれない危機に直面したとき、社長は「うちの会社がだめでも、知り合いのビザが下りるような就職先を紹介する」と言ってくれたという。今後の目標について聞くと、「自己研鑽を積み、いずれはひとつの拠点を統括したい」と二人とも意欲に満ちていた。

取材後記 迷ったらGO

今回の取材を終えた後、私はまるで映画を見たような気分になりました。梅村社長がグローバルゲイツを立ち上げるまでには、一言では言い表せない数々の「ドラマ」がありました。そして梅村社長の体験談を聞いて、チャンスをつかむためには判断力が重要であるということを学びました。「迷ったらGO」を座右の銘にしている梅村社長から、「迷っているということはやりたいということ。自分が何をやりたいかを考え、前向きに行動するべき」というアドバイスを頂きました。これからの人生で迷うことはたくさんあると思いますが、梅村社長のアドバイスを忘れず前向きに挑戦していきたいと思います。
最後になりましたが、今回の取材にご協力くださった梅村社長、田北様、ハンナ様、根崎様、本当にありがとうございました。
(文責:福岡女子大学1年 豊増 幸江)

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