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株式会社西日本新聞ビルディング

建築・不動産 スクーパー取材記事あり
福岡県福岡市中央区天神1丁目4番2号

2018年度

新聞社の新たな未来を創るため躍動する、西日本新聞ビルディング

2社が合併し、新たな挑戦をし続ける西日本新聞ビルディング。同社を支える取締役 下池司氏の仕事人のドラマに迫る。

西日本新聞グループを支える「西日本新聞ビルディング」

2018年4月1日付で株式会社西日本新聞会館と株式会社西日本工ルガーラビルが合併し、株式会社西日本新聞ビルディングが始動。その名からわかるとおり、創刊140年を超す福岡の老舗メディア「西日本新聞社」のグループ会社の一員であり、その不動産部門の一翼を担っている会社だ。博多大丸が入る「西日本新聞会館ビル」と隣接する「エルガーラビル」の二つの運営・管理を事業としており、多くの企業に賃貸している。またテナントだけでなく、両ビルには大小のホールや会議場などがあり、管理・運営している。そこでは、自社や他社で企画するイベントを開催するなど、福岡市天神地区の賑わいを古くから支えている企業の一つだ。

過去の経験が現在に繋がる

同社の取締役である下池司氏は1980年に西日本新聞社に入社。もともと電子工学を専攻、コンピューターの基礎を学んだ下池氏にとって印刷が鉛版から樹脂版へ、製作も鉛からコンピューターへと、技術の変革期であった新聞社がマッチした。80年から印刷課で印刷技術を、82年から新聞制作コンピューターの管理に従事。94年、新CTS推進本部事務局兼務となって以降、新聞制作の新技術導入に携わり続け、総務局を経て2013年西日本新聞会館に出向。2016年に取締役に就任。新聞社時代に多くの人に出会い、経験を積み、支えられたことが貴重な財産になっているという。
下池氏は、2018年の企業合併の際にも担当の一人として尽力。現在は営業担当として手腕を発揮すべく、諸課題に取り組んでいる。
「2社を合併したのは本来、メリットがあるから」という下池氏。経営を一つにすることで、両ホールそれぞれの連携を深め、特長を活かしながら事業の効率化を目指す。

社員に対する思いやりが大切

上に立つ立場の人間として意識しているのは、部下を指導する際の方法だ。指導するときは他社員の前で行わず、個別に呼んで相手がじっくりと吸収してくれる伝え方をしているという。逆に、良かったことは社員の前で大きく褒める。そうすることで、和やかな空気になり、のびのびと働ける雰囲気の醸成が期待できる。同社で働く鈴木拓馬氏も「社員同士のコミュニケーションが多くとられ、働く雰囲気もいい環境だ」と言う。

西日本新聞ビルディングが打ち出す新たな試みに期待

母体である西日本新聞社をはじめ、全国的に今、新聞業界は苦境に立たされている。ネットメディアの台頭などで新聞の購読者が減り、売上もどんどん落ちる傾向にあるからだ。そんな中で西日本新聞社は、生き残りをかけた戦いに挑んでいる。専門メディアやフリーペーパー等のメディアの発行、デジタルビジネスの展開、カルチャースクールの運営といった多彩な事業で九州の魅力を生み出し、発信し続けている。そして西日本新聞ビルディングは不動産事業からその経営を下支えしているのだ。下池氏は「どんなに苦しい時でも、皆で知恵を出し合い、乗り越えようとすることが大切」と話す。同社が企画・運営しようとする新たな試み、未来への挑戦に期待したい。

スクーパーEyes 経験と人との繋がりを大切に

下池氏は会社の事はもちろん、社員の人間性や適性、思いやりを大事にしながら働いている。モットーにしている言葉は「何事も全力でやれば乗り越えられる」。
同氏は頭脳や経歴、そんなことが全てではないと言う。様々なことを経験し、そして人脈を広げ、誰に対しても思いやりを持って接すること。仕事をするうえで必要なのは「経験」や「人との繋がり」。失敗も大事な経験の一つであり、一つの失敗が人生の糧となり次の成功を生む。人とのつながりも重要だ。大切な取引先と良い仕事をすると、その顧客が新たな客を紹介してくれることもある。社員同士の関係にも、思いやりを持って接することが職場環境をよくし、社員ひとりひとりの働くことに対する意識向上にも繋がっていく。

取材後記 経験が自分の財産となる

私も「人との繋がり、人脈を広げる事、旅をして何かを自ら見いだす事」これが大切だとずっと思っていました。私はこの取材を通じて、改めて人との繋がりと沢山の経験を積むことが大事だと気付かされました。「仕事ができ天狗になる。そんな人は世の中たくさんいるかもしれない。しかし、そんな人が成功するのではなく、もっと人間味があり人を思いやれる人に未来がある」と下池氏から伝わり、感銘を受けました。様々な経験を学生のうちに積みたいと思います。
取材を受けてくださった取締役下池氏、鈴木氏貴重なお時間をありがとうございました。
(文責:九州産業大学 1年 山内 祥)

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