スクーパー取材記事

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株式会社 筑豊製作所

サービス スクーパー取材記事あり
福岡県糟屋郡新宮町的野741-1

2019年度

1946年創立
伝統を受け継ぎながら自由に働ける企業

「お客様からの信頼・従業員が安心して働ける職場づくり」がモットーの株式会社筑豊製作所。
時代とともに成長し、長い間地域社会を支え、73年という業歴の中で確かな技術と実績を積み重ねてきた。

一つの業界で生き残るには

株式会社筑豊製作所では主に企業向けに商品やサービスを提供するビジネスを行っている。
メーカーではなく、基本的に顧客が保有する機械等のメンテナンス・整備を行う。同社で作る製品は完全受注となっており、お客様から直接依頼されたもののみを作る。特定のメーカーやユーザーに依存していないため、景気動向や市況に左右されにくいということが一番の強みだ。
また創立して70年を越える歴史の長い企業であるため、他社にはない技術力やノウハウがあり、他では修理できないような古い型の機械等を修理できるという強みもある。
この2つが今もなお業績を伸ばし続けている大きな理由である。

古き良き伝統だけではなく時代に合った取り組みも

「入社していい意味で裏切られた」そう笑顔で語るのは、総務部で人事を担当している伊藤さんである。
伊藤さんは以前は違う会社に勤めていたが、7年前に今の筑豊製作所に入社した。入社前は、業歴が長いことから古い考えを持った会社だろうと思っていた伊藤さんだが、いざ入社してみると「成果主義が浸透しており、賞与・昇給・昇進が反映されている」「若くして部長になる方もいる」「昔ながらの考えにとらわれない風潮」だったことに驚いた。
現在同社は九州の機械整備最大手だ。今後はさらに全国を見据え「日本の機械整備業界の最大手を目指したい」と力強く語る伊藤さん。そのためには人材確保が必要不可欠である。人事担当として自らの仕事により一層力を入れていきたいと考えている。

部署関係なくコミュニケーションが取れる気さくな社風

長年の歴史により創り上げられてきた実績や整えられた制度をもつ筑豊製作所。社内の雰囲気は少し硬いものかと思いきやそうではなかった。
同社が2社目という営業担当の知念諒典さんに話を聞いた。
以前の会社では業務上人と接する機会が少なく、もっと人と深く関わりたいとの強い思いから営業職として入社。
望んでいた通り営業活動を通じて人と関わることができ、人とのつながりは改めて大事だと気付き、充実した生活を送れていると話す。また、技術職の方ともプライベートでゴルフをしたりフットサルをしたりと、部署を越えさまざまな人と関わることもできるという。
このように従業員同士の距離が近く風通しの良い雰囲気も、同社の良いところだ。

一人のエンジニアを育てるために

同社の従業員教育について伊藤さんは「従業員に対する教育費用には予算は決めていない」と語る。
現在エンジン技術等は日本国内よりも海外の方が発展しているため、研修としてアジアやヨーロッパへ積極的に従業員を派遣しているという。
他社では、なかなか一人のエンジニアにそこまでの費用をかけることは難しい。
しかし筑豊製作所では、売り上げに対する利益が少なくなっても良いというスタンスをとっているため可能なのだ。この点がとても特徴的である。「従業員に対して教育費や人件費等で還元するほうが良い」という考えが前提にあるのだ。
教育費用において制限を決めていないこと、これが同社の技術力が高い理由なのである。

スクーパーEyes 低離職率の秘密は社内のアットホームな雰囲気

「筑豊製作所の雰囲気は?」と従業員の方に質問すると「とても温かくアットホーム」と口をそろえる。休んでいる人がいたらみんなが気に掛ける。当たり前のような気がするが、決してそのようなことはない。今の世の中長い間休んだ人がいたとしたら、その人の仕事は違う誰かが担う。結果その職場にその人の居場所はなくなり、その会社に戻って来ることが難しいなんてこともざらにある。そのなかで 「休んだら終わり」にはしないという同社の雰囲気は、従業員にとっても非常に安心できる環境だ。そのような雰囲気もあってか同社は離職率が低い。
また、若手・ベテラン関係なく、全社員の意見を尊重する風土もその温かい雰囲気を作っている要因のひとつである。年に一度従業員全員が自己申告書を書き、会社への意見を募る制度があったり、全員が伊藤さんと総務部長と面談する機会があったりするという。従業員が言ったことは全員で取り入れるかどうかの検討をするため、自分の意見がないがしろにされることもない。
仕事をするうえで、アットホームな雰囲気であることはとても大切なことである。

取材後記 就活への心構え

「就活はお見合いと同じである」これは私が取材をしていて一番心に残った言葉です。
私は今まで就活は漠然と嫌なものだと感じていましたが、伊藤さんのお話を聞いて認識が変わりました。
「お見合いはたくさんの人と出会うことで自分に合う人を探すもの。就活も恋愛と同じようにたくさんの企業と出会う中で自分に合う企業を探すもの。もし落ちたとしてもそれは企業と自分が合わなかっただけで、最終的に決まったところが自分に一番合う会社である」
私はこの話を聞いて就活に対する心の重荷がすっとなくなったように感じました。就活が始まるまでにまだ時間があるので、それまでに自分が就活をするうえでこれだけは譲れないものを見つけようと思います。
最後になりましたが、今回協力していただいた株式会社筑豊製作所の皆様、貴重な機会をありがとうございました。
(文責:西南学院大学2年 竹林 凜香)

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