スクーパー取材記事

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株式会社 関家具

商社 スクーパー取材記事あり
福岡県大川市幡保201-1

2019年度

仲間を信じ、さらなる発展を

社員あってこその会社。
元々婚礼家具が主流だった家具の町大川。ここで洋風脚物家具へと異例の発展を遂げたのが関家具だった。止まることない成長の秘訣とは。

チーム関家具

社員はサークル仲間のような関係。関家具の魅力は何よりチーム力だ。
関家具で取り扱っている商品はこだわりをもって作られた高価なものから、シンプルで比較的安価なものまで様々。これらのほとんどが社員の発案で実現しているという。社員がやりたいことをやらせてもらえる環境、これが関家具の発展の元になっているのだ。
関文彦社長は「社員を信用し全てを任せる」と語る。関社長は全社員の顔と名前を覚えており、自ら積極的に社員に声を掛けるという。社長の社員に対する期待と信頼の厚さが、会社と社員の成長に繋がっているのだ。
関家具が保有するブランドの数は、家具業界の中でもトップを誇る。この強みが、更にはお客様の信頼へと繋がり「関家具に来れば何かが見つかる」との期待を胸に、人々は関家具を訪れるのだ。

困難は困難ではない!

発売1年目の新商品EZBOは工具なしで簡単に家具を組み立てることができる、新しいスタイルの家具だ。組み立てが簡単な上、板版耐荷重100㎏と丈夫、コストも抑えられている点で業界からも注目を浴びているという。
EZBO事業部古市健太朗さんは、海外物のEZBOを日本クオリティに見合う商品にしていくこと、更に販売店への営業、宣伝活動強化を課題にしているという。古市さんは「困難を困難だと思ったことはない」。と語る。実績や真似するものがない状況で手探りでやっていくのがやりがい。新しいことを始めようと思ったら、毎日が小さな壁を乗り越えることの繰り返し。このポジティブな考え方は、関社長の口癖に起因しているという。

「使命感」「展望」が生む「情熱」

関社長の口癖は「困難を楽しめ」「楽しくなければ仕事じゃない」など熱い言葉ばかり。この言葉が、社員の困難を超える情熱を引き出しているのだ。関社長の情熱は社員のネクタイの色にも表れている。
展示会の際にはスタッフ全員が赤のネクタイを着用して挑む。赤は情熱の色。事業は戦う気持ちがないと成功しない。赤いネクタイは自身を奮い立たせるユニフォームなのだという。
関社長は日本人はもっと日本人としての心、歴史を学ぶべきだと言う。なぜ私はこれをしたいのか、なぜ勉強しているか等、根本的な問いかけを忘れない。関社長の大川を復興させたいという「使命感」、オフィスでも活用できる家具を発展させたいという「展望」が、大きな「情熱」を生み出しているのだ。

会社の未来と日本の未来

関家具は今後、社員満足と社会貢献活動に力を注ぎたいという。「働いてくれている社員達には、プライベートも充実させてほしい」と語る関社長は、社員の子育て支援にも力を入れており、実際に子育て中の女性社員が多く活躍している。
社会貢献においては「JUNOALL」という出会いサポートの活動をしている。福岡で婚活イベントを開催し、少子化を止めることがその目的だ。将来、人口が1億人減少すると言われている中で、会社の成長だけでなく日本の未来を明るくするため、社会の問題にも目を向け活動を続ける。

スクーパーEyes 多岐にわたる家具事業

関家具が創業した当時、家具業界では婚礼家具が主流であったが、日本も洋風家具時代になるはずだと関家具はいち早く方向転換を図った。関社長はアメリカ視察に行った際、アメリカの家具店には婚礼家具の代名詞ともいえるタンス類がなく、イスやテーブルなどの脚物家具ばかりが取り扱われていることに驚いた。そこで日本もいつまでも婚礼家具の時代は続かないと確信した。そこで多種多様な家具を取り扱うことにした。やはりメインとなる商品は、海外から卸入れたデザイン性が高く値段も高価な物。オフィス家具エルゴヒューマンは、高価にして最も売れている商品だ。ヤフー本社の社員が、様々なメーカーのイスを座り比べ順位を決める投票では1位を獲得するなど、世界50カ国で愛用されるブランドとして確立している。
関家具では現在、お客様の意見を取り入れ、市場には出回っていない新商品を研究し、ハイクオリティかつ手頃な価格で提供できる新素材を開発している。
関家具は様々な顧客層に合わせて愛される家具を提供し続ける。

取材後記 成長に後ろ向きは必要なのか

私が取材を通して印象的だったのは、社員さんの仕事に対する前向きな姿勢でした。
3人の方に取材をさせていただいて聞き出せなかったことは、「これまでにぶつかった壁」。関社長も社員さんも口をそろえて「事業拡大、新ブランドを立ち上げるにあたって与えられる課題は壁といえば壁かもしれないが、私たちはそれを壁だとは思ったことはない」。と答えました。大変な課題を目の当たりにしたら壁だと認識し、どこかマイナスなイメージをもって取り組んでしまう私にとって、衝撃的な言葉でした。
前向きな姿勢の背景として、社員の育児休暇の取りやすさも深く関係していると感じました。育児休暇の取得率が社会的にも問題になる中、関家具には妊娠・出産後もスムーズに職場復帰できる環境が整っています。関家具は社員にとって第二のホームなのだろうと感じました。
(文責:西南学院大学1年 入江 乃愛)

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