スクーパー取材記事

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株式会社三松

メーカー スクーパー取材記事あり
福岡県筑紫野市岡田3丁目10番9号

2019年度

お客様に寄り添い進化する会社

「停滞とは衰退だ」と語る田名部徹朗社長。様々な事業に挑戦し、お客様に寄り添う形で進化を続ける株式会社三松。その源泉にあるものとは?

ワンストップ生産体制と小ロット生産の力

シートメタル(薄物板金)の加工会社である株式会社三松。
三松の強みは2つある。1つ目は設計、図面作成から、各種加工、溶接、組み立て、また西日本最大級の塗装自動ラインによる塗装まで、自社内で一貫して行えるワンストップの生産体制だ。
2つ目は、田名部社長が代表取締役社長に就任してから始めた、どんなものでも1個からでも製品化する「小ロット製造代行サービス」により、様々な業界、お客様のニーズに対応できることである。
三松は小ロット生産に特化した生産管理システムを自社開発し、いかに効率よく作るかを追求した仕組みを確立したことで、他社との差別化を実現したのである。

ブランディング「金属王」

「金属をもっと生活のシーンへ」をテーマに、九州大学と連携したブランド構築共同研究や、地元福岡のデザイナーチームである「デザイン特区」とコラボしたデザインプロジェクト「金属王」。
事の始まりは金属加工後に大量にできる金属の端材をうまく利用できないかという考えからだった。以前は加工した後の金属の切れ端は買った価格の四分の一程で引き取ってもらっていた。そんな中その切れ端にデザインを施し販売する金属王は画期的なアイデアだったのである。
現在では新しい切り口の商品ブランドとして、金属家具からステーショナリー、インテリア雑貨まで、「生活具」としての金属の可能性を表現し普段の生活に寄り添った金属のあり方を提案している。

お客様に寄り添うこと

昭和47年の設立以降、三松が大切にしてきたのはお客様に寄り添う姿勢である。「お客様のどんなわがままにもお応えする」をモットーに、現在も進化を続ける三松を支えているのが田名部社長だ。「縁の下の力持ちでありながら、実は大黒柱。お客様にとってなくてはならない存在を目指す」と田名部社長は語った。 田名部社長は23年前に三松に入社し、まず始めに社内外へのヒアリングを行った。その結果自社の強み、弱み、何故お客様に慕われているのかなどを把握することができた。ここで得た情報が現在の経営の根本となっている。

将来の展望「ファーストコールカンパニーになるために」

2025年までの展望として田名部社長は「最先端の金属加工をベースにした開発受託とコンサルタントのファーストコールカンパニー」を挙げた。ファーストコールカンパニーとは何かがあるときに一番最初に名前が浮かび、お電話をもらえる会社のことである。
その目標のために現在三松では、機械の動作などの稼働状況や検査記録をデータとしてとして自動的に収集することなどをIotを駆使して行い、その結果製品の品質、作業効率の向上に繋げている。また工場内では最先端の技術を取り込み、その技術を使いこなせるよう試行錯誤を繰り返しながら工場内の最適生産化を目指す。
そのノウハウをモデルとしてお客様にコンサルティングしながら販売を行う。そうすることで時代のパイオニアである宣伝にもなる。これらを総称して「三松スマートファクトリー構想」と呼び推進しているのである。

スクーパーEyes 社員達の絆によってより良いアイデアを生み出しお客様に提供する

エンジニアリング部の豊田さんと河波さんは、同社の魅力として人間関係の良好さを挙げた。 三松には社員間でお互いのことを知り、仲良くなることができる様々な企業内イベントが月に数回ある。 中でも河波さんは「三松マイスター制度」について、面白い制度だと語った。三松マイスター制度とは毎年各種作業のエキスパートを技能のみでなく、人格・識見を考慮して社員投票を通じて決めていくものである。三松マイスターに選ばれた社員達は、一目で見て分かるように赤い服を着用する、そうすることで社員の努力が慢心しないように常に刺激を与え続けるのである。 このようにしてできた会社内の絆は、ロボット装置から食品・医療機器、アミューズメント機器に至るまで、幅広い製品製作を支えてきた。 また、三松独自のシステムにSINS(三松統合生産管理システム)があり、このシステムはお客様の製品を「いつ、どこで、だれが、どのようにお作りしたか」を把握するための支援ツールであると共に、製造に必要な情報を様々な角度で分析し生産改善や品質管理の為の基本を支えるシステムである。 このような三松独自のシステムを支える社員達の力はお客様の安心という大事な部分を維持し続けるうえで欠かせないモノとなっているのである。

取材後記 挑戦の姿勢

今回の三松様の取材で思ったことは企業姿勢を維持することの難しさです。
三松様の何事も新しい事に挑戦していく姿勢を維持していくにはそれだけのモチベーションも必要だと思ったからです。
何事も全てうまくいく訳ではない中で何度も挑戦していき着々と成功を積み重ねてきたことで、様々なお客様のニーズに応えられるまでの成長を遂げたのではないかと今回取材をしていくなかで思いました。
三松様の新しい事に次々と挑戦していく姿勢に自分も経験を繰り返し様々なことに対して意欲的に挑戦していきその姿勢を維持する力を身につけていきたいと思いました。
今回取材に協力してくださった、株式会社三松の田名部社長、河波さん、豊田さん、本当にありがとうございました。
(文責:福岡大学2年 西田 雄太)

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