スクーパー取材記事

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株式会社イデックスオート・ジャパン

小売・流通 スクーパー取材記事あり
福岡県福岡市博多区多の津3丁目9番22号シュテルン福岡ビル2階

2019年度

社員の成長が会社の成長。部署や役職を超えた学びを武器に成長へのチャレンジを続ける

イデックスオート・ジャパンの社員・会社の成長にはチャレンジがあった。その背景には、人が成長する上で大切にしている「横軸」での学びがあった。髙田敏道社長の語る「横軸」での学びと働き方をひもとく。

思いを行動に移す力をつけた子ども時代

「幼い頃から家事をしていた」豊かな家庭環境で育った人が多い社長のイメージを覆したのは、株式会社イデックスオート・ジャパン代表取締役社長の髙田敏道氏だ。元々家の手伝いはよくさせられていたが、剣道と野球を始めたくなり親に許しを求め、道具代や月謝を自分で支払っていく決意をした。費用を賄う為に小学校3年生から中学校3年生までの6年間、朝夕の新聞配達を続けたのだ。この6年間は髙田社長にとって、かけがえのない経験となった。「何かしたい」という想いを実際に行動へと移す力を身につけたという。この経験が、今代表として仕事に打ち込む力を作る原体験となったのだ。

子ども時代の経験と理解力を生かして

1977年3月 株式会社イデックスオート・ジャパンの親会社である株式会社新出光の前身にあたる新出光石油株式会社に入社し、ガソリンスタンドのスタッフからスタート。キャリアを重ね、石油、自動車関連の事業部長を歴任した。異動の度に尽力し組織改革など成功を重ねていく。小中学校時代に新聞配達で培った、何かをやり遂げる力が入社してからも生かされたのだ。また、異なる事業それぞれを理解し、社員を束ねる力があることも周知された。このような成果から、当時の役員から「お前が頑張れば役員になれるよ」と言われたのだ。だが予想は外れた。グループ会社の社長へと抜擢されたのだ。2011年10月、社長というチャレンジが始まった。

社員にチャレンジさせることが社長としての初のチャレンジ

社長に就任した会社は、5社5事業が事業合併した新しい組織であった。
社長就任後、まずは社内アンケートを実施。そこで沢山の課題を見つけた。髙田社長はひとつの改革案として、人事制度や評価制度、賃金規定を、今ある組織を成長できる環境にするためにも、社員達で考えさせるように命じた。事業は異なっても行動規範や評価制度は統一する。それらを社員自身が決めることで納得できるものにするためだ。社員たちが整備した制度は運用にこぎつけた。髙田社長の取り組みの狙いは社員の成長だった。「部署や役職を超えて意見を出し合う『横軸』での学びが成長へ繋がる」と髙田社長は力強く語る。その思惑通り社員が成長したかは、髙田社長の眼差しをみれば分かった。

100周年に向けてチャレンジ

今年創業94周年を迎えた親会社である株式会社新出光は100周年に向け、「Target100」をキーワードに走り続ける。100周年を目指し、車のプロフェッショナル集団として、より幅広いお客様をターゲットとし、車に関する同社のトータルサポートをしていこうという目標である。100周年を迎える過程で、現代社会の課題と解決に取り組む。そこで髙田社長が注目したのは、車を貸したり販売したりする上で、お客様の安全を守る為に、点検整備業務が大変重要だということだった。信頼のおける「人の目」による車の安全な状態の目視は欠かせない。お客様の命を預かっている事を念頭におき、職務に取り組まなければいけないと決意を語る。
卓越した行動力を武器に走り続ける髙田社長。髙田社長のもとで「横軸」で学びを武器に成長し続けるイデックスオート・ジャパン。今後どんなチャレンジをして、どんな成長を遂げるのか、可能性は無限大だ。

スクーパーEyes 「前向き・素直・勉強」が高田社長にとっての「スリーポインテッドスター」

イデックスオート・ジャパンの事業には輸入車販売がある。輸入車の1つメルセデス・ベンツ。本社1階には、そのショールームがあった。誰もが1度は見かけた事があるだろうメルセデス・ベンツのシンボルマークは、「スリーポインテッドスター」という名前だと、企業情報を調べて知った。円の中の3つの指さす方向それぞれが意味を持つ。左下が「陸」、上は、「空」、右下は「海」。各分野での事業の繁栄するようにという思いが込められている。そこで髙田社長が常に思っていること・大切にしていること3つを聞いてみると「前向き・素直・勉強好き」という答えが返ってきた。まず「前向き」についてである。通常は制度や行動規範の整備や決定の場には、一般社員が立ち入る事は少ない。それを髙田社長は社員たち自身で決められるだろうという前向きな考え方で実践させたのだ。次に「素直」についてである。
部・課・肩書き・上司部下を超えた「横軸」の働き方で成長を目指す髙田社長。「横軸」の働き方には、上司が部下から学ぶこともあるということだ。その時に上下関係を忘れ、素直に聞き受け入れる事が大切である。そして素直に聞き、受け入れたことが成長になるということだ。最後に「勉強好き」について、無知では成長も無くお客様に安心して提供できないと、その大切さを語った。「前向き・素直・勉強好き」という髙田社長の「スリーポンテッドスター」は、これからも常に髙田社長のシンボルなのである。

取材後記 強い思いを行動に

今回の取材を通して私は髙田社長に、強い想いを持って行動を起こすことが重要だと学びました。「何かしたい!」と思う事は多くの人が経験していると思います。しかしその想いを実現するために行動を移せることは簡単なことでありません。私は「あれがしたい」「これがしたい」と思うことがとても多いです。しかしそれを実現できていません。思うだけで行動に移せていないからです。髙田社長は野球がしたいから新聞配達を始めたり、会社をより良くしたから社内制度などを社員に整備させたりと、思いを行動に移しています。このように思いを移す事が、「したい」という思いを実現することだけでなく、周りにも良い変化をもたらすことを学びました。私も思いを行動へ起こすことができる人物になりたいと思いました。
(文責:福岡女学院大学2年 古賀 楓)

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